新・幕末純情伝 FAKE NEWS 熱中症に気をつけてください

面白かった。
ちょうどNHKでセックスについての番組やってて『わかるかも・・・』って思ってたのでタイムリーです。

 

沖田総司(北原さん)
殺陣が好き。
テレビドラマとかで見る殺陣って<怖いなー>とか<どうやって撮ってるんだろう>とか気になるし、
舞台で観る殺陣ってたまにギャグっぽく感じることがあるんですが、
北原さんの殺陣はスカッとして気分が良いです。
上手いとかヘタとかは正直よく分かりません。
分からないけど、『よっしゃー総司やっちまえ~!!』みたいな気持ちで、心の中で応援してました。
序盤は『少女』でした。
男に出会って、抱かれて、傷ついていく総司の姿に、だんだん『気高い魂』のようなものを感じたんですが、ラストシーンで納得。
いわゆる『新撰組もの』はたくさん有るけど、この総司が一番好き。
とっても応援したくなる総司。
超かわいい。刀を構えた姿は、誰よりかっこいい。


坂本竜馬(味方さん)
・つかこうへい作品
紀伊国屋ホール
で初めて観て感動したのが味方さんの熱海~だったので、状況的に
『味方さんが基準』にして考えてしまうんです。ほんとはフラーーーーットでいたいけど。
他の役者さんに対して、『味方さんより聞き取りにくい/聞きやすい』で判断してしまう、みたいな。いかんな。
セリフの応酬がすさまじくて、一言一句聞き漏らさずに・・・なんてことは不可能。
そこまで私の耳はまだ鍛えられていない。
序盤からかなりの勢いで進む舞台だったので、『これ付いていけるかな』と不安になったころ、白ハットで登場したときは安心したなあ。
そろそろ味方さん来ないかな~って思った頃に来てくれるの最高ですね。分かってるね。
混乱する時代(舞台)に差し込む一筋の希望でした。
希望ブラジャーしてたけど違和感ないな?
なんなら総司の赤とお揃いで似合ってました。
横アリで秦基博さんの歌を聴いて、『声がきれいで歌がうまいって、それだけで最強』(秦さんは更に曲が素敵なので神)と
再確認した矢先だったので、やっぱり声が良くてセリフを放つのがうまい味方さんは最強でしたね。
周りが背の高いイケメンばっかりだったんで、余計に可愛いかったです。

 

土方歳三(小松さん)
オープニングの『総司の死をムダにはしない』で期待させておいて、本編めっちゃダメ男。
今作の『負け犬』担当。


桂小五郎(田中涼星さん)
すげー良かったですね桂!
病的クレイジーでサイコー桂。
勝海舟どっちがどっちだか、しばらく分からなくて困ってたんですが、色白で足が長すぎる方が桂、と理解。
手がでかい。足が長すぎて、うん、足が長いな?
新撰組とのルーキーズ(市原隼人のモノマネ)、まったく同じこと二回やって二回ともヒドイ。すごい。
美しいし、ドS(クズ)成分とネタの配合がいい感じです。好きです。
ジャリジャリたまらん。
家に帰ってパンフレット読んだら、8代目乾先輩だと判明。
あわててバラエティスマッシュ2観ました。
へえ~、結びつかない。これから気になる俳優さんです。


二宮(敦貴くん)
喋ると分かる。金太郎だ!
喋らないと分からない。もっと喋って。
二宮VS桂で、二宮が総司に斬られるくだり、金太郎とアイコちゃんぽさを感じました。


勝海舟(細貝さん)
桂とどっちがどっちだか、しばらく分からなくて困ってたんですが、バンダナでメイクが濃い方が勝、と理解。


岡田以蔵(松村さん)
人斬り以蔵と恐れられた男のわりには、かなりマトモ・・・どころか心優しい男。
どうやら一番良い人の気がする。
総司を見守るお兄ちゃん的存在。


近藤勇(久保田さん)
思ってたよりかっこ悪い局長だった。
新撰組の温かいところと、クズっぷりの両方を象徴する人ですね。


岩倉具視(よっちゃん)
最大の発見。
パンフ読んだらすごい偉い人だったと知って二度びっくり。違和感なかった。


あとシンバのドラゴンボールも強かったな。

 


膨大なセリフ+殺陣アクションで役者の頭はどうなってるんだろう。


幕末純情伝、150年前の少女漫画かな~と予想してたんですが、思ってた通り面白かったです。

総司と竜馬のカップルが超好きです。
幸せに!!!!!なれ!!!!!!!(泣)